電子書籍『さらっとドヤ顔できる 言葉の雑学 文字の中のふしぎ編』の配信をスタートしました

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じつは日本語は面白い!

「民」の語源は恐ろしい!?
「十個」は「じっこ」?「じゅっこ」?
日本最古の字は「まら」だった?

日本語や漢字にまつわる、思わず誰かに教えたくなる雑学、知っているようで知らない話を91本収録!
普段なにげなくつかっている言葉の「意外なルーツ」や「正しい使い方」がわかる!!

■著者略歴

北嶋廣敏(きたじま・ひろとし)
文筆家。福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。短歌・美術の評論でデビュー。古今東西のさまざまな文献に精通した博覧強記の読書人。面白くてためになる雑学系の著書は多くのファンを魅了している。
主な著書に、『林檎学大全』(アディン書房)、『塚本邦雄論』(六法出版社)、『画家と自画像』(泰流社)などの評論のほか、『知識ゼロからの大江戸入門』(幻冬舎)、『「右」と「左」の面白ネタ事典』(PHP研究所)、『日本の「初!」雑学事典』(三笠書房)、『雑学帝王500』(中経出版)などの多数の雑学書がある。

■目次

第一章 言葉の源を訪ねよう
1「月」と「スッポン」がどうして比較されるのか
2「歩」「舞」「延」…ダイエットに失敗した漢字
3「海」には暗いという意味がある
4「流」は子供が水に流されていることを表わす
5 「やたら」は矢と艝とは無関係
6「本調子」はもともとは三味線の調子
7「弱」の弓は儀式用の弓
8「大立て者」はもともとは歌舞伎用語
9「意地」はもともと仏教語
10 「屋」は遺体を安置しておく建物
11 「太つ腹」はもともとは馬の太った腹
12 「卑怯」はもともとは「比興」
13 「はんなり」の語源は花
14 「からい」と「しょっぱい」の境界は浜名湖
15 しだらがないのが「ふしだら」
16 「総スカン」のスカンは「好かん」
17 「留守」は家にいるのか? いないのか?
18 「おざなり」のざは座敷
19 「ふびん」の語源は不便
20 「景気」は本来は景色のことだった
21 「ふだん」は普段ではなく「不断」
22 はしたの状態にあるのが、「はしたない」
23 「うやむや」の語源は「ありやなしや」
24 「けたたましい」と魂が消えてしまう
25 「木で鼻をくくる」ことはできないはずだが…
26 日本最古の国字は「まら」を意味する字
27 「力士」と「関取」はどこがどう違うのか
28 「あくどい」を漢字で書けば…
29 「なしくずし」は悪くない
30 「視線」と「目線」の違い
31 「世」は十を三つ合わせた形!?
32 「かわいい」のもとは恥ずかしい
33 大帯をしない人は「紳士」にあらず
34 「冗」のなかには、ひまな人がいる
35 「知事」はもとは寺の雑事をつかさどる人
36 「聖人」とは神の声が聞き取れる人
37 「しょっちゅう」は「初中後」が変化したもの
38 「一段落」の「一」は、いちか? ひとか?
39 「十個」は「じっこ」か? 「じゅっこ」か?
40 「頭角をあらわす」――人に角はないはずだが
41 打ち付けるので「うってつけ」
42 朝日新聞の「新」の字の不思議
43 「宛字」は宛字である
44 「主」の点は燃えている火を表わす
45 「県」は恐ろしい字である
46 「射程距離」の距離は不要
47 「民」は目がつぶされて見えない
48 「国」は戈で守られた武装都市
49 「かまける」を漢字で書けば…
50 「湯たんぽ」の「湯」は不要
51 鞭で叩いておしえるのが「教」
52 田んぼに雨を降らせるから「雨」+「田」=「雷」?
53 「福」をもたらしてくれるのは神
54 「魅」は長い毛をもつ怪物

第二章 文字の中の秘密さがし 
55 プレジデントはいつ「大統領」になったか
56 「おんの字」ってどんな字?
57 寄席の最後の出演者を「とり」と呼ぶわけ
58 「とうの昔」の「とう」とは?
59 「数」のなかに米と女がいるわけ
60 「異」のなかには鬼がいる
61 「観」のなかにコウノトリがいる
61 「観」のなかにコウノトリがいる
62 「旧」のなかには鳥がいる、その鳥とは
63 「気」という字には米が隠れている
64 「党」のなかには黒が隠れている
65 「尋」のなかには左と右がある
66 「久」のなかには死体がある
67 「真」のなかにも死者がいる
68 「為」のなかにいる動物とは
69 「根」には呪いの目が宿っている
70 「荒」のなかには死骸がある
71 「湖」のなかには牛がいる
72 「兵」のなかには武器がある
73 「突」の「大」は本来は犬
74 「頁」にはもともとページの意味はない
75 「泥」と尼との関係は
76 「翻車魚」つてどんな魚?
77 「ゆめゆめ」は夢々ではない
78 「神」の申はもうすという意味ではない
79 「監」の皿は食器の皿ではない
80 「票」のもとの字では死者が燃やされている
81 「休」は人が木の下でやすむことではない
82 「あみだくじ」はあみだではない
83 「恭」にはウンコという意味もある
84 「やばい」はやばくない!?
85 「文章」は文字とは関係ない!?
86 「ビンタ」はそもそも何語?
87 紙片を意味する「ビラ」は外来語?
88 「ペケ」つていったい何語なの
89 「楷書」の楷はどういう意味なのか
90 「安山岩」の安山はどんな意味?
91 「メッキ」はどこの国の言葉か

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