『科学的に「苦手意識」をなくす技術』の配信をスタートしました。
■人気精神科医が教える、ちょっとした気づきで「心がスッと楽になる39の方法」!
《心をリセットする脳科学メソッドの例》
・他人に話さなくても、書くことでも同様の効果を得られる。
・悩んだときは、自分自身を高い場所から眺めるイメージを持つ。
・自信喪失感は「一時的な気持ちの低気圧である」ことを知る。
・ポジティブ思考は日本人には合わない!?
・悩みの「外側」と「内側」の分別する
・同じ職場のメンバーとは語り合わない。
・修羅場になったら、いつまで耐えるかを決めておく。
■“苦手意識の多くは、脳の勝手な思い込み”
・人間関係が苦手
・人前で話すのが苦手
・数字を扱うのが苦手
・強気な人が苦手
・ダイエットが苦手 etc
誰も一つくらいは“苦手意識”があるのではないかと思います。
しかし、あなたのその“苦手”は、実は過去の「失敗の記憶」にすぎません。
自分は意識していなくても、脳にこびりついている「失敗の記憶」が苦手や不安をつくってしまっているのです。
なので、あなたをダメにしている失敗(心の傷)を消していけば、きっと心のモヤモヤが消え去り、自分に自信がもてます。
「失敗」をコントロールできれば、心も身体も軽くなり少しずつ毎日が楽になります!
ちょっとした気づきや実践によって、不安を解消し、気分をリセットすることができる脳科学メソッドを紹介していきます。
■著者略歴
西多 昌規(にしだ・まさき)
精神科医、早稲田大学准教授。1970年石川県生まれ、東京医科歯科大学卒業。自治医科大学講師、ハーバード大学、スタンフォード大学の客員研究員などを経て、早稲田大学スポーツ科学学術院准教授。精神科専門医、睡眠医療認定医。専門は睡眠、身体運動とメンタルヘルス。
著書に「脳を休める」(ファーストプレス)、「『昨日の疲れ』が抜けなくなったら読む本」(大和書房)、「『テンパらない』技術」(PHP文庫)、「悪夢障害」(幻冬舎新書)など多数。
■構成
第1章 【軽度】失敗してマイナス思考になった人のための「失敗の記憶を薄める技術」
第2章 【中度】失敗を引きずりミスが増えた人のための「失敗に引きずられなくする技術」
第3章 【重度】失敗して動けなくなった人のための「心を浄化する技術と対策」
第4章 脳に失敗をためない生き方今後失敗で悩まないための新習慣
■「まえがき」より抜粋
私は精神科医として患者さんの診療をする傍(かたわ)らで、教育現場、脳科学や心理学の現場で学び、いろいろと活動しています。
こういった本を書いていますが、すべての失敗が悪いと言っているわけではありません。私自身も失敗の連続です。すべてがもちろん上手くいくわけではありません。
人は、失敗に学び成長していくものなのです。子どもは失敗を通じて、大きくなりますし、大人も失敗から学ぶべきことはたくさんあります。失敗を恐れて行動をしなくなるのは、もっと危険なだといえるでしょう。
だから失敗体験は「すべてが悪」なのではありません。
ただ、あなたが知らないうちに過去を引きずっていたり、ネガティブになったり、対人関係が苦手になっているような「失敗の悪影響」だけは必要ないのです。
あなたが持っている苦手意識は、脳の思い込みの可能性が高い、といえるでしょう。
それを少しでも薄めていくだけで、きっと心のモヤモヤは消え去っていくはずです。
自分に自信が持てたり、苦手だと思っていることができるようになったり、初対面の人と話すことが苦にならなくなったり、苦手から一歩を踏み出すことができるようにと、本書を書きました。
ここで紹介しているのは、どれも簡単にできることばかりです。
ぜひ実践してみてください。