ミリタリー

恐ロシア航空機列伝

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軍事アナリスト・小泉悠氏 推薦!?
──「過去の失敗作から、ロシアの今が見えてくる」

謎のロシア人・軍事アナリストが、これまで知られてこなかった共産主義・ソ連の“ぶっ飛んだ”極秘軍用機プロジェクトを解説!

■「採算性? 実現性?? 人道面??? そんなことに興味はない!!!」
・双頭&前進翼のステルス攻撃機T-12
・最大離水重量2,500トンの“飛行空母”
・Su-57に敗れたミコヤン第五世代戦闘機
・3つの首をもつ超巨大ヘリMi-32(のちにアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場)
など、
(おそらく)日本語の書籍ではこれまで扱われてこなかった、ソ連時代のトンデモ計画機/試作機たちの詳細と背景を手加減なくがっつり紹介します。

例1)
F-117のようなステルス攻撃機を構想していたのはアメリカだけではなかった!?
ただ、ソ連の場合は、強力なレーダーと航法士用席を搭載できる双頭で、低速域での機動性向上や亜音速飛行時の航続距離増大が望める前進翼、超低空飛行時に揚力がアップする幅広い胴体という、異形の機体であった。

例2)
世界最速の戦闘機MiG-25には、さまざまな発展型案があった!?
時速4,000キロで飛行する「迎撃戦闘機案Ye-155PA」から、可変後退翼をもつ能力向上型Ye-155MP、偵察型Ye-155MR、並列コクピットの戦闘爆撃機型Ye-155MF、ビジネスジェット型(!)まで

■「過去の失敗作から、ロシアの今が見えてくる」
ソ連邦はアメリカや中国の2倍以上の国土をもち、鉄道や道路ですべてをカバーでできなかったため、ソ連独特の航空機が構想されていました。
Su-27やMiG-21といった傑作機の影には、人知れず消えていった未完のプロジェクトがあったのです。
それらを追うことで、冷戦中、ソ連がどういった兵器・戦略で戦争に勝利しようと構想していたか、ソ連がどういった部分に弱みを抱えていたかが見えてくるでしょう。
また過去の失敗プロジェクトを知ることは、現代・未来のロシア航空勢力を読み解く鍵にもなるはずです。

■目次
1 “お尻から着陸する!?” テイル・シッター戦闘機「シクヴァル-1」
2 天才技術者モスカリョフの「DSB-LK」戦略爆撃機案
3 宇宙往還機を運ぶ超大型輸送機3M-T/VM-T「アトラント」
4 “積み下ろしが容易な”超大型貨物機M-52A/B
5 奇才バルティーニの“空飛ぶ船”(1)──エクラノプランKM
6 奇才バルティーニの“空飛ぶ船”(2)──飛行空母「2500構想」
7 “3つの首を持つ”トライアングル型・超巨大ヘリコプターMi-32
8 知られざるソ連艦載機の系譜(1)──ツポレフTu-91艦上攻撃機
9 知られざるソ連艦載機の系譜(2)──スホーイの艦載機ファミリー化計画
10 知られざるソ連艦載機の系譜(3)──ベリエフとコルチャーギンの汎用艦載機計画
11 知られざるソ連艦載機の系譜(4)──ヤコヴレフとアントノフの艦載早期警戒機計画
12 知られざるソ連艦載機の系譜(5)──ヤコヴレフのVTOL艦載機計画
13 知られざるソ連艦載機の系譜(6)──スホーイSu-27KMとSu-33KUB
14 国章「双頭の鷲」を連想させる異形のステルス攻撃機・スホーイT-12
15 コルチャーギンのKOR-70垂直離着陸艦上機
16 幻となった幾多のMiG-25発展プラン
17 ツポレフTu-148とミコヤン「製品7.01」長距離迎撃機計画
18 諦めないスホーイの爆撃機計画(1)──超音速大陸間爆撃機T-4MS
19 諦めないスホーイの爆撃機計画(2)──T-6BMとT-60、オブイェークト54
20 ソ連のVTOL・STOL輸送機計画(1)──ミル設計局
21 ソ連の垂直離着陸輸送機(2)──カモフ・ヤコヴレフ設計局
22 幻に終わった名機MiG-21の発展プラン
23 レーザー迎撃実験機A-60と巨大人工衛星「スキフ-DM」
24 Su-57に敗れたミコヤンの第五世代戦闘機計画
25 IL-2後の“シュトゥルモヴィク”の系譜(1)──イリューシン設計局
26 IL-2後の“シュトゥルモヴィク”の系譜(2)──ミヤコン・ヤコヴレフ設計局
27 IL-2後の“シュトゥルモヴィク”の系譜(3)──イリューシンIL-40とIL-102案
28 “対テロ作戦を想定した”スホーイのターボプロップ軽襲撃機計画「LVSh」
29 ベリエフの途方もない“超巨大”飛行艇計画(1)
30 ベリエフの途方もない“超巨大”飛行艇計画(2)

■著者略歴
ユーリィ・イズムィコ(Yuriy Izgumyko)
1982年、ソ連邦キエフ市生まれ、キエフ大学炒飯研究科修了(炒飯学博士)と主張しているが未確認。幼い頃から航空機に関心を持ち、なかでも実現しなかった幻の航空機を追い続けてきた。本書の翻訳者である未来工学研究所の小泉悠特別研究員の筆名であるとの説については頑なに否定している。

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